GW中、TV番組で熊本県のゆるキャラであるくまモンの経済効果を紹介していました。確かにキャラクターは人気が出ればかなり影響があります。特にくまモンの場合は観光客増に多大な貢献していることと思います。
見ていて思いましたが、キャラの拡散のためには、キャラの版権を無料にするのがメソッドかもしれません。あくまで版権で利益を上げようという発想ではなく、PRとして使用しブランド構築や観光しに来てもらいお金を落としてもらうという考え方。
そういう意味では個人的に明暗が分かれたキャラがいると考えています。順に紹介すると、くまモンはグッズ販売などを販売する際に必要となるに版権がフリーで0円です。申請だけ熊本にすれば、自由に使えます。
一方で滋賀県の彦根城のキャラクターである、ひこにゃんは状況が違います。ひこにゃんの場合は版権が販売価格の3%と設定されています。少額のように見えますが、グッズ販売の会社などからすると結構痛い原価です。
版権を除く作成費が同じであればどうでしょうか?普通の企業であれば、くまモングッズ作って利益増を狙いますよね。
こういう細かい誘引により、市場にはたくさんのくまモングッズが全国津々浦々行き渡りました。市場に流れるグッズはある意味CMともなっています。だから、かなりくまモンでくまモンがPRされたハズです。
対するひこにゃんは本当に一時的な盛り上がりとなってしまいました。結局、グッズで拡散出来なかったのが理由でしょう。
以上のように考えますので、キャラクターを使用する場合、目先の利益である版権は取らない方がいいと個人的には思います。